葡西旅行の記録 


 
 2010年の春、妻と二人でポルトガルとスペインを旅行した。有名観光地を駆け足で回ったありきたりの旅であり、他人に語るべき珍しい体験も新しい発見もあるわけではない。
 しかし自分が旅行の計画を立てる際のことを思い出すと、検討している行先での他人の体験談には、どのようなものでも関心があった。私の旅行の記録が圧倒的多数の人々には興味のないものであっても、これから旅する少数の人の関心にこたえるものなら、インターネット上に公開する意味はあるだろうと考えた。梅田望夫の紹介したロングテールlong tailの理論が、ここでも当てはまる。
 記録は読者が旅行計画を立てる際に参考になるように、煩瑣であっても具体的データはできるだけ盛り込むように努めた。しかし記憶の確かでない事柄も多くあり、往生した。そのような場合、一連の写真が記憶をよみがえらせ確認する助けとなった。
写真は多くの場合、文字以上に雄弁に情報を伝達する。併せて掲載する。

 

 旅の行程は以下のとおりである。 宿泊地名をもって記録の目次に代える。

・日程: 2010年3月21日(日)〜4月13日(火)

・宿泊: リスボン(5泊)→ マドリッド4泊)→ コルドバ1泊)→

     セビーリャ(5泊)→ グラナダ
2泊)→ バルセロナ(5泊)

・通過/日帰りした町: トレド  カルモナ  モンセラート




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